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【育児ママケア】新生児育児 辛い 不安 知っておきたい!何がそんなに大変なの?

 

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① 新生児とはいつまで?

 

新生児とは生まれたての赤ちゃんのことをさします。

誕生日を0日と考えると生後28日目までが新生児です。

28週目から1歳未満を乳児

1歳から7歳までを幼児といいます。


参考:母子保健法(◆昭和40年08月18日法律第141号)

 

新生児期の睡眠は1回3~5時間、1日に計14~17時間で、睡眠と覚醒が

何回も交替する」と言われています。

しかし、たくさんの赤ちゃんを見ていると、1回の睡眠時間1~2時間ほどで

起きてしまう赤ちゃんもいて、個人差があるとの報告もあるようです。

成長とともに昼間目覚め、夜眠るパターンに移行します。

 

※睡眠時間は,生後 0–3 ヶ月齢の新生児では 14–17 時間,

乳児では 12–15 時間,幼児では 11–14 時間 である


参考:乳幼児の睡眠と発達 

東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター

 

 

 

・うんちとおしっこ、授乳

 

一般的に、新生児期は1日に15~20回くらいおしっこをします。

1回の量は多くなく、少量を頻回に出すという感じです。

色は、透明に近いものから濃い黄色までさまざまです。

 

時折、おむつにレンガ色の尿が出て、血尿が出たと心配されることがあります。

これは、レンガ尿と呼ばれるもので、尿の中の尿酸塩が原因で、

心配のない場合がほとんどです。

 

出生直後の赤ちゃんのうんちは、粘り気がある黒褐色~緑色で、

出生直後に排泄される便を胎便と言います。

その後、3~5日で普通便に移行します。

 

赤ちゃんのうんちの状態は栄養方法が母乳か人工乳かで異なります。

母乳栄養だと、水分が多く柔らかい便です。

つぶつぶの顆粒便と言われる便が出ることもあります。

回数は、およそ4~8回と多く、黄色で少し甘酸っぱい臭いがします。

 

参考:

woman.mynavi.jp

 

人工栄養だと、やや硬めの便で、1日におよそ1~2回と少ないです。

色は黄緑色~淡黄色です。生後1~2ヶ月を過ぎる頃には徐々に回数が減り、

飲む量が増えて1回の量も増えていきます。

 

参考:

www.elleair.jp

 

新生児期の授乳間隔や授乳回数には個人差があり、1~3時間おきの頻回授乳に

なることもあります。

 

授乳のリズムが確立するまでは、赤ちゃんが飲んだ後すぐに

ぐずることも多く、母乳が足りているのか心配になるママも少なくありません。

でも、1時間おきに泣いてしまうからと言って、母乳不足とも言い切れません。

母乳の分泌状態や赤ちゃんがおっぱいに上手に吸着できているか、

赤ちゃんの体重の経過・排泄の状況・全身の状態などから判断をします。



参考:

www.kao.co.jp

② 「辛い」新生児育児

 

待ちに待った待望の赤ちゃん。たいていは普通分娩でも5日くらい、

帝王切開でも10日くらいで自宅へママと一緒に帰ることができることが

多いようです。

病院でも、指導があるのである程度は赤ちゃんのお世話もすることが

できますが、看護師さんのいない家でのお世話は不安がいっぱいですよね。

 

新生児って、ずっと寝ているのかな?

小さくて、動きも少ないけど、そんなに大変なのかな?

 

と思われる方もいるかもしれません。

そんな方にこそ、ぜひ読んでほしい。

 

新米ママの新生児育児

 

・「寝る」と「起きる」のサイクルが短い

 

新生児でも、なかなか寝てくれない時があります。

赤ちゃん、思っていたより寝ていないような気がします。

 

しかも、ご機嫌で起きているというよりはぐずぐずと泣き出します。

そのたびに、「おむつかな?」「おっぱいかな?」と四苦八苦して

泣き止むポイントを探します。

 

「起きていると、そんなに大変?」

 

大変でした。

赤ちゃんが、起きていると、泣くことがとても多いので、

泣き声に慣れるまで、焦ったり、不安になったりして、

精神的にも混乱していました。

 

赤ちゃんは、

小さいからだで精一杯の大声で泣くのです。

 

・夜泣き

赤ちゃんは昼も夜もありません。

夜にまとまって寝るようになるのは、結構大きくなってからです。

 

1時間から3時間おきくらいに目をさまし、泣き出します。

夜、みんなが寝静まった頃に泣かれるとママもパニック。

昼泣かれるよりつらいかもしれません。

 

・思ったより重い

だいたい3キロくらいの赤ちゃんが多いでしょう。

3キロって軽いかな? と思われますか?

500mlのペットボトル6本くらいです。

 

寝かしつけるのに1時間くらいかかることもあるので、

ひたすら抱っこで寝かしつけていると、

ずっしりと重みを感じてきます。

 

・身体がふにゃふにゃ

人間の赤ちゃんは骨が柔らかい状態で生まれてくるそうです。

しっかり抱っこしないと、手足だけでなく、

頭、腰などもだら~っとしていますので、抱きにくいです。

 

柔らかい体を守ってあげるように、

慎重に大切に扱わないといけないので、緊張します。

 

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③ 産後のママは、体力が衰えている

出産という人生の大イベント。完全に回復するまで

1か月くらいかかるといわれています。

出血(悪露)もまだ続いているし、不安感もあり、出産で体全体が疲弊します。

産褥期と言われます。

昔は起き上がってはいけない、水をさわってもいけないと言われた時期だそうです。

 

全身の筋肉が痛み、会陰切開の跡が痛み、なれない母乳育児で乳首も傷ついたり、

子宮が元に戻ろうとする影響で生理痛のような痛みもあります。

 

座るのにも四苦八苦、立つのにも四苦八苦。そんな状況の中、自分で身動きできない

ちゃんのお世話をすることになります。

 

 

とても大変になります。

ですので、無理をせず、実家のお母さんなど周りの頼れる人に手伝ってもらって

ください。

また、身近にサポートしてくれる方がいない場合は、公共の支援もありますので、

活用しながら、うまく乗り越えていってほしいです。

 

お住いの地域で、子育て相談支援窓口へご相談

すくすくジャパン 子ども子育て支援新制度について

 

 

新生児の時期を乗り越えると、ママの体調もほぼ整ってくる時期になるようです。

 

とはいえ寝不足なママもいるでしょう、万全とはいきませんが、赤ちゃんのいる

生活にもだいぶ慣れてくる頃です。

 

赤ちゃんは生後1か月検診、ママは産後一か月検診を受け、

「普段の生活にもどっていいですよ」と言われたら赤ちゃんのお世話に加え

家事を少しづつ行うと良いと思います。

 

ストレッチや散歩など、軽い運動で身体を動かしたりすると気分も

リフレッシュできます。

 

④ 新生児期の悩み

・コミュニケーションがとれない

新生児期のお悩みに、「赤ちゃんの思ってることがわからない」が多くあげられます。

言葉を発せないので、泣いて訴えます。

おなかがすいてもなくし、おむつが気持ち悪くても泣きます。

眠くても泣きますし、居心地が悪くても泣きます。

どれも同じように泣くので、なんだろう?どうしたんだろう?となるわけです。

 

私の場合は「おなかすいたのかなあ?でもさっきおっぱいあげたしな」

「おしっこかなあ?おむつかえたばっかりなのに」

と泣いている理由を、消去法で考えていました。

 

赤ちゃんの欲求をうまく探し出し、満たしてあげると泣き止みます…が

また泣き出すのです。

なんだろう?と常に赤ちゃんの欲求先を探します。

 

・おっぱいが足りてるのかなあ?

産院で教えてもらったようにおっぱいをあげていても足りていないような

気になったり、

吐き戻しの回数が多いと多すぎたのかなあと不安になったり。

 

赤ちゃんは1か月で1キロくらい大きくなります。

1か月頃にはふっくらしてくる赤ちゃんも多いそうです。

 

おむつをかえるたびにおしっこしているか

新生児用のおむつが少しきつくなった気がするなど、赤ちゃんをよく観察すると

だんだんわかってくるようになるようです。

 

不安なママは赤ちゃん用のヘルスメーターもありますので活用してみるといいですね。

 

・おっぱいが出ない

順調におっぱいだけで育児のできるママもいますが、さまざまな理由から

ミルクに移行するママもいます。

 

人によりさまざまです。

 

初乳といって、生後最初のころにでる母乳のことを言い、特別な母乳

(免疫物質がたくさん含まれているともいう)ともいわれますが、

産院にいる間に赤ちゃんにすでにあげられていますので、

母乳にこだわる必要もないそうです。

 

 

母乳育児がいいなどの声もあるようですが、実際には大きくなってあまり影響もないように感じます。

私自身は、完全母乳の子もいましたが、特に末っ子は他の子の育児もありましたので

早々に完全ミルクになりました。

どの子もあまり差がなく大きくなりました。母乳とミルクの混合という赤ちゃんも多くいます。あまり神経質にならずに、ママと赤ちゃんのスタイルで決めていけるといいですね。

 

・おむつ

 

新生児のおむつ替えは頻回です。

おむつを交換してから授乳をするという手順のママたちも多いと思いますが

授乳中にうんちをしたり、寝かしつけの最中にしたり、いろいろです。

 

1日に10回以上おむつ替えをすることが多いと思います。

たくさんあるはずのおむつもあっという間になくなります。

でもたくさん買っておこう!は危険です。

赤ちゃんは大きくなるのですぐにサイズアウトしてしまいます。

 

また、うんちに気づかなかったりするとかぶれてしまうことがあります。

その時はひどくならないうちにケアしてあげましょう。



・お着替え

 

吐き戻しや、おしっこもれ、汗をかいたりなど、お着替えも一日に数回行います。

肌着や洋服など赤ちゃんの小さい手を何度も袖にとおすのは大変ですよね。

一度にさっとできるように、肌着と洋服のそで同士を通してあげると楽ですよ。

一日に何枚も使うので最低でも6セットくらいあるとお洗濯をあわてなくても

いいと思います。

 

・抱っこ癖

「そんなに抱っこばかりしてると抱っこ癖がついちゃうよ」

「泣いてもほおっておいていいんだよ」と、先輩ママにいわれたことがありました。

 

産院からも、長男が赤ちゃんのときに言われたこともあり、あまり抱っこしない

ほうがいいと思っていました。

ですが、末っ子の時は「たくさん抱っこしてあげてね、コミュニケーションだから」と

言われました。

 

実は同じ産院で同じ婦長さんからの言葉です。

 

”ケースバイケース”かもしれませんし、「度を越えなければ、どちらも良いのかな」、

と私は解釈してみました。

 

抱っこが大変なときはちょっと泣かせてもいいでしょうし、すぐに抱っこできる

ときは抱っこしてあげてもいいと思います。

 

あまり神経質にならなくても良さそうに思います。

 

・イライラしたり、泣きたくなる。

ママ自身の体調がまだ回復していない産褥期には産後うつという言葉もあるように

ホルモンバランスの乱れから、ささいなことでイライラしてしまったり、泣いてしまっ

たりすることがあるようです。

全治1か月のまだ体調も戻っていない中、いままでまったくやったことのない未知の

世界に突入するのですから、大変なことですよね。

 

私は今の状態で新生児育児を代わりにやってほしいといわれても、かなりの体力と

気力が必要なことが安易に想像できます。

誰かに助けてもらいたいです。

ママだからと気負わずに、できないことは助けてもらっても恥ずかしいことでは

ありません。手伝ってもらうのは、当たり前のことだと考えて良いと思います。

 

おじいちゃん、おばあちゃんの手を借りたり、パパに手伝ってもらったり、

公共の施設を利用したり、乗り切ってるママはたくさんいます。

 

不安になったり、おかしいなあと思ったら、産院に相談したり、先輩ママたちに

聞いてもらったり大人と会話することが重要です。

無理しないでくださいね。

 

新生児育児、大変です。

 

それでも時折、ご褒美のように微笑んでくれる赤ちゃんに癒されたり

「これかな?泣いてる原因は」と一発で当たった時のうれしさだったり、

大きくなっていく姿をみていけるいけることの喜びだったり

毎日いろんな表情をみせてくれる赤ちゃんにママたちも

幸せをもらっているでしょう。

 

生まれてきてくれたことの喜びを味わいながら、ママのペースで育児が

できることを応援しています。