
こんにちは、ロミレーです。
新時代に入り、
私たちの心の向け方そのものが、
これまでとは少し違う
“新しい感覚”を
求められる時期になりました。
今日のテーマはパートナーシップ。
最初に、
ひとつお聞きしたいことがあります。
「あなたにとって、
パートナーとはどんな存在でしょうか?」
「頼れる人」
「いざという時に守ってくれる人」
「支えてくれる安心の存在」──
そう感じる方もいれば、
「自分のことは自分でやりたい」
「相手に負担をかけたくない」
「頼るより、一緒に並んで歩きたい」
そんなふうに思う方も
いらっしゃるでしょう。
どちらが正しい…という話ではなく、
どれもその人の生き方や経験から生まれた
大切な“自分らしい願い”なんですよね。
ただひとつ言えるのは──
どんな形であれ、
パートナーとの関係に
“安心”を求める気持ちは誰の中にもある
ではないでしょうか。
それは、弱さではなく、
大人になればなるほど自然に育っていく
“心の静かな願い”のようなもの。
そして今日お伝えする話は、
どのスタイルの関係を望む方にも
きっと役に立つ内容です。
◆運命分析でいう「受け取るためには、先に器を整える」
運命分析の基本は、とてもシンプルです。
なにか受け取りたいものがあるとき、
それを受け取る“器”を先に整えること。
たとえば、
パートナーから頼りがいのある力や、
守ってくれる優しさを受け取りたいなら──
まずは、
それが自然に入りやすい“器”を女性が整える。
これが陰と陽の構造です。
男性は陽。女性は陰。
この陰陽が正しく噛み合うとき、
驚くほど大きな現実的エネルギーが生まれます。
欲しいものと、受ける器が一致した瞬間、
ふたりの関係は“理想の形”に
向かって自然に流れ出します。
◆いま男性に起きている「静かな摩耗」
現在、男性の心にはこれまでにない
揺らぎが起きています。
とくに昭和世代の“男気の強い男性”ほど、
それが顕著です。
ここでは、いま多くの男性に
共通して表れている
“静かなSOSサイン”を挙げていきます。
具体的にいうと、
✔疲れやすい
仕事から帰るとすぐ横になり、週末も外出したがらない。
✔無気力
人づきあいを避けたり、興味が失せて、趣味にも手が伸びない。
✔体調を崩しやすい
慢性的な不調が続き、休んでもスッキリしない。
✔自信が揺らぐ
小さなミスで必要以上に落ち込み、「オレってダメだな…」が増える。
✔ふさぎ込む
部屋や車にこもる時間が増え、会話が減る。
✔些細なことでイライラ
テレビの音、散らかった物、人混み……刺激に敏感になる。
✔嘘や自己否定
「大丈夫」「平気」と取り繕うが、
その裏に深い疲れがある。
本音を言わずに、誤魔化すことが増えている。
「どうせ、俺がぜんぶ悪いのだろ・・」という自己否定
こうした変化は、
男性が弱くなったというより、
“時代の切り替わり”によって
負荷がかかっている状態 です。
時代は、男性性の時代から女性性の
時代へ変化しています。
◆では、女性に何ができるのか?
なにか難しいことをしたり、
自分を大きく変えようとする必要は
ありません。
女性が、ほんの少しだけ
“母なる感覚”を思い出してみること。
ここでいう『母なる感覚』とは、
「甘やかす」「男性を見放す」という
意味ではありません。
相手の心に、
そっと温かさを灯してあげるような、
やわらかなまなざしのことです。
女性性の時代に入った、とお伝えしましたが、
今回の大きな変化期は、
“男性の時代が終わり、
女性の時代が優位になる”
という単なる交代ではありません。
むしろ、
ふたりが新しいステージ──
“統合”へと進む流れ
だと考えていただくと
わかりやすいかもしれません。
人は誰もが母から生まれてきたように、
“母性”には、生命の根源に
統合の大きなエネルギーがあります。
たとえるなら、
冷えていた心にそっと息をふきかけ、
もう一度あたたかさを
思い出してもらうようなもの。
それが、
新時代における『母なる感覚』です。
その女性から与えられた小さな温度が、
男性の心の呼吸をゆっくりと取り戻し、
新しい時代のパワーとなって男性が
蘇ってきます。
そして、ふたりの関係が自然と
“協力し合える形”へと
育ち直っていく土台になります。
なので
弱った男性に、女性が、叱咤激励を、
がんばらなくていい。
むしろ、女性がほんの少し力みを
抜いたところから、
ふたりの調和は静かに始まっていきます。
✦【女性がラクなままできること】
そうはいっても、
「母なる感覚って、具体的には何をすればいいの?」
そう感じる方もいらっしゃると思います。
難しいことはとくにもありません。
むしろ、
女性がラクなままで、
自然と関係が整っていく方法 があります。
実際に、
毎日のちょっとした言葉の選び方ひとつで
男性の心が驚くほどゆるんでいくことがあります。
そこでこれから、
女性自身の心も軽くなっていく
「統合を育てる3つの言葉」 を
ご紹介します。
どれも、ささやかな言葉で、
シンプルなものばかりですので、
ぜひ、使ってみてください。
もうすでに、よく使われているかたも
いらっしゃるでしょう、簡単な言葉です。
“ふたりの空気が変わる”のを
感じていただけると思います。
それでは、
その3つの言葉をお伝えしていきます。
✦【統合を育てる3つの言葉】
①「そう感じていたんだね」
これは、
相手の気持ちを受け止める“入口”になる言葉。
共感の言葉です。
これをいう時のタイミングは、相手の言葉に
負の感情が入り混じっていそうな時です。
何か自分に意見や不満を言ってきたとき、
いやな思いをぶつけられたとき、
疲れを漏らしたとき──
ちょっと考えただけでこんな時、
いやですよね。
相手から負の感情や言葉をまともに、
くらっちゃうと、
とても共感しづらいので、
ここは、『母なる感覚』を
思い出していただきます。
5歳くらいの小さな子供が、
お母さんに八つ当たりしてきた時の感じでですね。
とにかく、正しいことを言いたくなりますが、
その前に、
また、こちらのの言い分を言いたくなりますが、
その前に、
まずこの『そう感じていたんだね』と
ひとことを置くだけで
男性の心の緊張がスッとゆるみます。
ポイントは、
「相手の言動が正しいかどうか?」ではなく、
なにはともあれ、
「あなたの話をちゃんと聞くよ」という安心 を
伝えておき行為を残しておきます。
②「こちらは大丈夫。あなたのペースでいいよ」
多くの男性が今いちばん欲しているのは、
“急かさない空気”です。
特に新時代の揺らぎの中では、
男性は焦りを感じやすく、
自分を追い込みやすくなっています。
この言葉は、
その焦りにふわっと蓋をしてあげる言葉。
「急がなくていい」
「あなたのままでいい」
という穏やかな理解が伝わると、
男性が本来の力を取り戻しやすくなります。
③「あなたに感謝しているよ」
これは、「ありがとう」の言葉。
男性の“自己肯定感”をもっとも回復させるひとこと。
大げさでなくていいし、
何か特別なことをしてもらった時でなくても大丈夫。
・ドアを開けてくれた「ありがとう」
・運転してくれた「疲れたでしょう。ありがとうね」
・物を取ってくれた「ありがとう、助かった」
・一緒にいてくれた「ありがとう。嬉しかった」
どんなに小さな行動にも、かかさず、まめに
軽いトーンで伝えてみる。
できるだけ『心』をこめてね♡
なにせ、運命的に結ばれた、
パートナーからの言葉が、
世界中の誰からよりも一番刺さります。
心の芯まで響く、とっておきの栄養になります。
すると男性は、
“役に立てている自分”を感じて、
自然とエネルギーが戻ってくるのです。
✦3つの言葉の共通点
どれも共通しているのは、
女性が頑張らない言葉であること。
気をつかう必要も、
無理に優しくする必要も、
自分の気持ちを押し殺す必要もありません。
ただ、
“ふたりの間の空気がやわらかくなる言葉”
愛ある言葉をこまめに置くことをおすすめします。
👉 男性3タイプ別“整え方”はこちら
フェミニスト系・甘えん坊系・昭和男気系の特徴と整え方をまとめました。
どうか、できるところから
小さく始めてみていただけたらと思います。
あなたの毎日が、
さらにさらに、
あたたかい流れになりますように。
【0学で読み解く】怒りがいらなくなる時代へ|“感情の進化”と静かな伝え方のチカラ - ロミレーの0学カフェ日記 〜恋と人生のヒント〜
心の深い部分を整えたい時に、
0学を使ったロミレーのコーチングメソッドです。
必要な方に届きますように、
良かったら、のぞいてみてください。