
こんにちは、ロミレーです。
今日は、古くから伝わる、
日本書記の一節から
お話ししたいと思います。
これは昔の神話のようでいて、
実は、いまの私たちそのものを、
映し出す鏡のような物語なのです。
きっと、この時が必ず来る教えとして、
用意されていたものなのかもしれません。
日本書紀から、
”いざなぎ神”、”いざなみ神”、
そして“菊理媛神(くくりひめ)”のお話です。
私たちへの教えという視点から、
読み解いてみたいと思います。
■ 創造のはじまり──愛からすべては生まれた
高天原(たかまがはら)という天の世界。
そこに、いざなぎ(男神)と、
いざなみ(女神)という二柱の神がいました。
二人は「この地上に国をつくりなさい」と命を受け、
天の浮橋に立ち、海をかき混ぜました。
そこから滴り落ちたしずくが最初の島となり、
日本という美しい国が生まれます。
ふたりは手を取り合い、
山や風、木々、川、海──
この世界に必要なすべての命を生み出しました。
それはまるで、
陰と陽が協力してこの宇宙を
創造していく美しい舞いのようでした。
■ そして訪れた「痛み」という名の通過儀礼
やがて、いざなみは“火の神”を産もうとします。
その炎の強烈な光に焼かれ、彼女は深く傷つきました。
「こんな姿を、あなたには見られたくない。」
彼女はそう言って、静かに黄泉の国へ戻っていきます。
それは「死」ではなく──
傷ついた女性性が、自らの内側へ引きこもった瞬間です。
いざなみの心にあったのは、怒りよりも愛でした。
美しいまま愛されたいという、切実な想い。
理解されなかった悲しみ。
母としての痛み。
そして、「もう一度あなたに、わかってほしかった」という祈り。
■ 愛する人を追いかけた、いざなぎの後悔
いざなぎは、失った妻を取り戻したくて、
禁を犯して黄泉の国へ向かいます。
けれど、そこにいたのは
変わり果てた姿のいざなみ。
彼は恐れ、逃げ出してしまいます。
その背中を見て、いざなみは激しく怒りました。
「其方は約束を破った、
どうして来たのか。どうして、見たのか。」
その怒りの奥には、
「私の痛みを、わかってほしい」
という女性性の叫びが隠れていました。
そして二人の間には、深い断絶が生まれました。
■ 断絶のあとに現れた、統合の女神・くくりひめ
怒りと悲しみで世界が二つに分かれたそのとき、
静かに現れたのが くくりひめ(菊理媛神) です。
「くくり」とは、“括る・結ぶ・まとめる”の意。
彼女は、争うふたりを裁くことなく、
ただ静かに、
二人の心の奥にある“本音”を結び直しました。
それは「正しさ」を求めるのではなく、
「理解」を取り戻す力。
くくりひめは、
二つに分かれた意識をひとつに戻し、
怒りの奥にある愛を思い出させてくれる存在です。
■ この神話は、“今の私たち”そのもの
いざなぎといざなみの物語は、
古い神話ではなく、
私たちの心の中で繰り返されているドラマみたいです。
悲しみを怒りに変えるとき。
相手を責めたくなるとき。
理解されずに孤独を感じるとき。
それは、内なるいざなぎといざなみが
まだ統合されていないサイン。
いつか見たドラマや映画のシーン…
長い間、誰かのつくった常識の世界で、
あたりまえのように、
怒りや悲しみを作ってきたのかもしれません。
でも、本当は、私たちにはもっと
壮大な統合という受け止め方があったのです。
くくりひめのように、
“どちらの気持ちも正しい”と受け止めた瞬間に、
分断は静かに溶けていきます。
■ 冬至に向けて、“括り直し”のタイミング
冬至は、
一年のうちでいちばん陽の光が弱まり、
同時に“再び光が生まれ直す日”。
それは、心の統合が起こるタイミングでもあります。
感情が揺れる人、
人間関係が変わる人、
生き方の軸が動く人。
すべては、「新しい地球」へ進む準備なのです。
いまこそ、
自分の内側の陰と陽を“括り直す”とき。
くくりひめのように、
すべてを許し、結び直す愛を思い出してほしいのです。
■ そして──二元を超える壮大な愛へ
いま、世界全体が大きな転換点に立っています。
古い価値観が壊れ、
正しさと間違いの境界があいまいになり、
“二元の崩壊”が進んでいます。
でも、それは恐れることではありません。
そこから生まれるのが、統合の愛だからです。
いざなみの痛みも、いざなぎの後悔も、
本当は同じところから生まれました。
それは「愛する力」そのもの。
だから、私たちももう争うのをやめましょう。
誰かを責めるのも、
過去の自分を責めるのも、
もう終わりにしていい。
🌈 潔く 二元の世界を抜けるべし
私たちはいま、
2つに分ける時代を
終えなければならないタイミングにいます。
たとえば、
男と女。
光と影。
正しさと間違い。
勝ち負け。
良い悪い。
どちらか一方を受け入れ、
一方を排除する、
といった二元の世界超えて、
ひとつの“壮大な愛”へ戻るとき。
それが、
「高次元へ行く」という本当の意味。
私たちはいま、
地球規模で“統合”のプロセスを生きています。
そしてその中心には、
くくりひめのように静かに
見守る“愛の意識”があるのです。
■ おわりに
いざなぎといざなみの神話は、
人が「愛を忘れたとき」に
もう一度思い出すための物語かもしれません。
くくりひめは、
分断すべてを“結び直す”女神。
私もそうですが、
つい、自分や誰かを責めてしまいそうなとき、
この物語を思い出せたらと思います。
すべては愛から生まれ、
すべては愛に戻っていく。
それが、統合の真実。
そして、私たち全員が
向かっている“新しい次元”の世界です
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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