
反対のルートが始まった──0学運命分析で読み解く「新しい時代」の
特徴
こんにちは。0学運命分析師のロミレー保泉です。
今日は、0学運命分析の視点から見た「新しい時代の流れ」について、
お話ししてみたいと思います。
■ 過去の時代──「小熊座」から「小馬座」へ
これまで長く続いてきた時代は、**小熊座(しょうぐまざ)**をスタート地点に、
**小馬座(こうまざ)**を目指して進んでいく流れでした。
小熊座は「子=ねずみ」を意味する星座で、
秩序・知性・ルール・忍耐・努力といった、地に足のついた価値観を象徴します。
この時代は、「コツコツ頑張れば、やがて花が咲く」「努力すれば報われる」と信じられてきた時代。
昭和や平成初期の“安定志向”や“組織社会”も、この流れの中にありました。
そして目指していたのが、小馬座。
ここは「サラブレッド(競走馬)」の象徴であり、
華やかさ・成功・贅沢・お金・目立つことなど、物質的な豊かさや勝負に勝つことを目指す星座です。
社会全体が、結果・お金・肩書きといった“目に見える成果”を中心に動いていたのです。
いま始まりつつある「グレートリセット」とは──
長く続いてきた“お金が中心”の社会や、“上に立つ人がすべてを動かす”ピラミッド型の仕組みが、少しずつ終わりを迎え、まったく新しい価値観に移行していく兆しなのです。
■ そして今──「小馬座」から「小熊座」へ
けれども今、私たちは大きな時代の転換点に立っています。
なんとこれからの時代は、かつての「ゴール」だった小馬座から出発し、小熊座へと
向かう逆ルートに入ったのです。
つまり、お金や成功を持っていても、それだけでは“スタート地点に立ったにすぎない”という考え方へ、価値観が大きく変わってきています。
■ 小馬座の本当の意味──対立の統合
小馬座には「華やかさ」や「勝負」という表面的な意味だけでなく、もっと深い意味があります。
それは、陰と陽、相反するものを一つに統合するという性質です。
新しい時代では、
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勝ち負け
-
損得
-
上下関係
-
好き嫌い
といった
二極化された価値観を、どちらが正しい・どちらが勝ちかと争うのではなく、
互いに理解し合い、調和させていくまなざしが、これからの時代には求められています。
過去のように、一方を追い求めすぎたり、反対側を否定し潰そうとしたりすれば──
私たちは、いつまでもスタート地点から抜け出せません。
それどころか、山羊座期において進むべき分岐点で、
「実りの道」ではなく「枯れ」の道──
つまり、ゆるやかな滅びを選んでしまうことにもなりかねないのです。
この“融合”こそが、新しい時代のスタートライン。
どちらか一方に偏るのではなく、フラットな視点に立つことが最初の一歩なのです。
■ 小馬座から小熊座へ──愛と知性のルート
小馬座から始まるこの新しいルートには、いくつかの“心の通過点”があります。
たとえば──
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山羊座:分かれ道の象徴。どちらの道を選ぶか、自分の意思が問われる。
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ヘラクレス座:知恵と工夫、努力の使い方。
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鷲座(わしざ):大人の配慮、調和する力。
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大犬座・大熊座:愛と信頼、本質的な強さ。
こうした星座たちを通り抜けた先に、精神性と知性の高さを象徴する小熊座が
あります。
それは、「力で支配する時代」ではなく、内面からの信頼と品性で導いていく時代。
■ 新しい時代を生きるヒント
0学運命分析が教えてくれるのは──
時代のルートは“逆”をたどっているようでいて、実は螺旋階段のように次のステージへと上昇しているということです。
物質から精神へ。
勝ち負けから共生へ。
「持つこと」よりも「どう在るか」が問われる時代。
時代は静かに、でも確実に反転しています。
いまこの流れを知ることが、これからの生き方を整える小さなヒントになれば
うれしいです。