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【小学生の反抗期】怒る、暴れる、無視、勉強やらない、どう対応したらいいの?

 

 

①反抗期ってどうしてあるの?

 

第一次反抗期は幼児の頃に起こるもので1歳半から3歳ころおこると

言われています。そのころは自我の芽生えの時期なので

自分でやりたい気持ちとできない葛藤からくるイライラを

ママたちにぶつけている状態が多いが特徴です。

焦らないで見守るなどの方法で乗り越えられてきたママも多いと思います。

 

小学生で起こる反抗期は第二次反抗期と言われています。

精神が発達して、いろいろなことに理解が深まるところから、

「自分はこうしたい」

「自分ならできる」


という自信の現れがある一方

「子供だからできない、歯がゆい」


という感情爆発している子供もいます。

 

いわゆる思春期といわれる時期です。

精神面だけでなく、身体的にも成長し「自分の意志とは関係なく起こる変化」

が影響し反抗期を生むこともあります。

女の子でいうと、初潮を迎え体つきが変化し、なんとなくママと対等になった

ような気がする。でも子供だからできないことも多いなどの葛藤から反抗期を迎える

ことにつながります。

 

②小学生の反抗期の特徴

 

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小学生の反抗期
・勉強しない

   考えられる理由

   楽しい遊びや、やりたいことが増えたので勉強が嫌なことに感じるようになった

  「勉強しなさい・・」という言葉に拒絶反応がでる。

   親のいうとおりにしたくない(指示されることに抵抗を感じる)

    

・否定すると暴れる、ものにあたる

   考えられる理由

   自分がなぜイライラしているのか? 明確にとらえることができない

   イライラの発散方法がわからない

   「誰かに解消して欲しい」という依存の表れ

   人を困らせることで解消できるものと誤認識している
   
   

・話しかけても返事をしない

    考えられる理由

    応えたくない →指示言葉への抵抗感

    聞こえないふりをする。 →自我や威圧の表現    

 

・乱暴な言葉使い

    考えられる理由

    自分は「怒っているのだ」ということを知らしめる
     (気づいてもらいたい・理解してもらいたい)

    自分が怒ると「こんなに怖いぞ」という威嚇

 

・目を見ない

     自我の表現、親を否定する

     都合の悪いことや言われたくないことからの回避・無視・とぼけ

    

  

「小学校低学年まで、素直でいい子だったのに・・

   突然、気持ちがわからなくなってしまった・・・」

 

など、心配していると思いますが、e-ヘルスネット(厚生労働省)によると

子どもは、紆余曲折しながら成長していく存在です。周囲の適切な対応によって、

彼らは健康な自我同一性を獲得し、大人として社会へ出て行くことができます。』

と記されていました。


悩ましい反抗期ですが、子どもの成長過程の一コマで
あり、大人になるために大切な

経験であるといえます。

 

つい心配になって、子どもがイライラしているときでも、話しかけてしまうことが、

ありますが、余計に反発され、無視や八つ当たりを受けてしまうことが多いようです。

 

そういう時は、お互い距離をおいて、機嫌ののよさそうなタイミングを見計らって

コミュニケーションをとるように心がけましょう。

 

家族、親子でもコミュニケーションが少なくなってくると

何を考えているのか、何に困っているのかわかりにくくなるものです。

 

不安になっても決して、感情的にならないよう心を整え、一気に

距離を縮めようとせずに、スモールステップで進めていきましょう。

 

また、ママ自身を振り返ることも重要です。

ママが気分によって無視していないか、感情的に子供に八つ当たりしていないか

子供はよく見ています。

 

マ マ: 「なんでそんな態度をとるの?」

子ども: 「ママもそうしてるじゃん!」

 

と、言われない行動をとることも大切です。

 

③逆効果な声のかけ方

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反抗期の逆効果になる声かけ

 

では、どのような声かけの仕方が逆効果なのでしょうか。

 

・「早く」やりなさい 

   子供をせかすように早口でいうのはNG

 

・「〇〇しなさい」

   命令口調、指示口調

    → 上から、一方的、強引に聞こえる

 

・「なんで〇〇したの?」

  行動したことへの問いかけ

    → 否定的、責めや嫌味に聞こえる

 

・「なんで〇〇しないの?」

  行動しなかったことへの問いかけ

    → 否定的、責めや嫌味に聞こえる

 

これらは、しつけとして、ごく普通の言葉かけともいえますが、反抗期でイライラしてる子どもの場合、このような声かけをすると、逆効果になってしまいます。
火に油を注いでしまうことに)

どう接していいか悩んでしまいますよね。

 

④どうすればいいの?

 

反抗期とは、子どもの精神的な成長の現れなので、子どもから大人へと成長しようと

頑張ってる途中だといえます。

少々厄介な時期ではありますが、とても喜ばしいことです。

今まで親に甘えていた子どもが自立を目指し、頼もしい大人になろうとしているので

すので、ぜひ、その一歩を応援してあげましょう。

 

上記で述べたように

否定・命令・指示がダイレクトに伝わってしまうと、反発したくなる気持ちを

増長させてしまいます。

 

「好きな時間に自由にやっていいよ、何時までだったら宿題できる?」

ほとんどの場合、宿題をやらなくちゃいけないことは、子ども自身がわかっています。

子どもの意思を尊重し、自ら決めさせることがポイントです。

 

「大変だったね、頑張ったね」

成長期の子どもは色々な刺激に触れ、吸収しようとするので実はとても疲れています。

ねぎらいの言葉をかけてあげると、ママは自分をよくわかってくれると安心します。

 

「お掃除お願いできるかな?」

押し付けではなく、意見を求めていると伝わるとやってみようと思えるように

なります。

時間通りにできた、お願いしたことをやってくれたときは、大いに喜びを表現し、

ほめてあげましょう。ママが心から喜んでくれると子どもは、とても嬉しく幸せな

気持ちになります。

子どもは、照れたりして、そっけない態度をとることもあると思いますが、心の中

では、こんなに喜んでくれるならまたやってあげようと思うものです。

 

また「こんなタイミングでこんな声かけがよかったな・・」とママ自身も

成功事例を、覚えておくのもいいと思います。

 

⑤でも疲れちゃった…

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反抗期に疲れたママ


 

ママも一人の人間です。

家族の誰かがイライラしていたり、理由もわからず反抗されてしまうと

気持ちが落ち込むものです。

 

小学生の反抗期はあっという間に終わるものでもありません。

中学生になっても続く、もしくはさらに酷くなる子どももいます。

思春期だからと腹をくくるしかありません。

成長の一環なのですから、仕方ありませんよね。

でも一生続くわけではありません。

いつか終わりが来ますので安心してくださいね。

 

イライラがたまって、子どもやパパと大げんかするなんて

一番避けたいことですよね。

 

ママの心をリフレッシュさせてあげましょう。

ベテランママに話を聞いてもらうのもいいですね。

私だけじゃないんだと思うとホッとするものです。

美味しいスイーツを食べたり、読書をしたりして気分転換もぜひ。

 

お互い一人の時間をもちましょう。

イライラが伝わって険悪なムードで同じ部屋にいるより

買い物にでかける、歌を歌う、好きなことをするなど

気分転換をすることも大切です。

次に子供と対面したときに笑顔で接していけるよう

ママの心にゆとりを作っておきましょう。

 

相談できる人をつくる

身近なママ友だったり、おじいちゃんおばあちゃんだったり

わたしたちでもかまいません。

今日こんなことがあったんですと相談できる、愚痴を言える相手がいるといいですね。

話してみると「よし、頑張ろう」って思えるようになると思います。

ぜひため込まないで相談してくださいね。

 

一生続くわけではありません。

子供が急にかわったわけでもありません。

どの子も差はありますが、みな通る道ですので、「昔あんなことして

迷惑かけたな・・」といつか子どもが振り返る日がくるものです。

ママも子供のころ通った道です。

みんなで支えてあげられるといいですね。