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【保育園モンスターペアレント】気づかないうちに、私がモンスターペアレントになっていた!?実体験

 

モンスターペアレント(ツ)とは?

 

モンスターペアレントという言葉をご存じですか?

モンスターペアレンツともいわれるようですが、学校などに対して非常識で理不尽な

要求をする親のことです。

 

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モンスターペアレント

 

 

”非常識” で ”理不尽” な要求

 

どのくらいが非常識で、どれくらいが常識なのか、迷うことってありませんか?

 

私も、「これくらいは、先生にいってもいいのかな?」とか、「これは言いすぎに

なるのかな?」と迷う時があります。

 

そして、悩んだ末に言わなかったことが結構あります。

 

「これくらいで文句を言ってくる非常識や親だな」と言われたくなかったからです。

もっといえば、そのことによって、子供が困ることになるのが怖かったからです。

「でも言わないと、それはそれで子供が困ることにもなる…」と、どっちも、

もやもやします。

 

私の体験

 

末っ子が保育園の時です。

いつものようにお迎えに行くと、末っ子と同じ縦割りクラスの年長の子供たちが私に

あつまってきました。

 

子供達:「末っ子君がね、せっかくつくった僕たちのレゴを壊したんだよ」

子供達:「触っちゃいけないっていったのに触ったんだよ」

と、少々怒り気味でした。

 

そばに先生もいたのですが、聞こえている距離なはずなのに何も言ってきません。

私は、先生に尋ねる前に子供たちに言いました。

 

私:「壊しちゃってごめんね。もし時間あるようなら一緒になおしてもいい?」

子供達:「もういいよ。ぼくたちで明日の遊びの時間になおすから」

子供達:「壊したのに末っ子君あやまらなかったんだよ」

と。

 

私:「壊したのに謝らないのはよくないね。おばちゃんからちゃんと言っておくね。

教えてくれてありがとう」

 

言いたいことを言って気が済んだのか、子供たちは去っていきました。

お迎えだったので、お支度をした末っ子が先生と一緒にきました。

 

私:「先生、先ほど子供たちから聞いたのですが、おもちゃを壊してしまったそうで」

先生:「それは気にしないでください。ではさようなら」

と、先生は説明をひとこともせずに、忙しかったのか去っていってしまいました。

 

私:「ねえ、お友達のおもちゃどうして壊しちゃったの?」

末っ子:「だって、遊びたかったんだもん」

 

私:「一緒に遊ぼうといえばよかったんだよ。壊したのは、悪かったよね。どうしてす

ぐにあやまらなかったの?」

末っ子:「言えなかった」

 

と、さみしそうにしていたので園庭で遊んでいたお友達をよんで一緒に謝ることにしま

した。

そんな会話をしている最中も先生は何度となく私の横を通り過ぎますが、見ているだけ

で何も言いません。

 

それだけでなく、時間だからといってせっかく集まってくれたお友達を連れて行ってしまったのです。

 

なんとなくもやもやしたまま、帰宅することになりました。

私:「明日のあさ、お友達に謝ろうね」

と末っ子には言いましたが、どうしてももやもやしてしまう私。

 

なんで説明してくれなかったのかな?とか、その場に先生がいたのならなぜ末っ子に

あやまることをさせなかったのだろうとか、なぜあの子たちは先生ではなく私にいって

きたのだろう?とか、いろいろと考え込んでしまいました。

 

翌朝、違う先生が朝の担当だったのですが、もやもやを打ち明けてみることにしまし

た。

 

私:「昨日、お迎えのときに〇〇のようなことがありました。

先生に聞いたのですが様子を教えてもらえませんでしたので、経緯がわかりません。

末っ子が悪いと思いますので、その子たちに謝るように言いましたが、先生お願いでき

ますか?」

 

ささいなことだったのかもしれませんが、わたしとしては、謝るときはちゃんと謝るよ

うにと教えたかったのです。

 

その日のお迎えのとき、園長先生から事務所でお話がありますと呼ばれました。

 

園長先生:「先日の件、園の職員の不手際でおかあさんに嫌な思いをさせてしまって

申し訳ありませんでした」

 

事務所に入るなり、園長先生とその先生とで深々謝罪をされたのです。

 

私は、びっくりしてしまい声も出ずにいました。

 

園長先生:「とても教育に熱心で真面目な職員なのですが、まだ若いが故に失敗もある

と思います。どうか許してもらえませんか?」

…と。

 

私:「園長先生、あやまってほしいのではいんです」

園長先生:「わかってます。こんな形で呼び出してしまって申し訳ない」

と、何度も何度もあまたを下げてきます。

 

私:「先生、わたし先生を責めてるわけじゃないんです。昨日子供たちから末っ子の

ことを言われて、おにいちゃんたちのおもちゃを壊してしまったのにあやまらなかった

みたいだったので、それをちゃんとあやまろうねって話をしたんですよ」

 

先生たちには、冷静になってもらって説明をしてもらいました。

縦割りグループでは、年少、年中、年長と同じクラスになって活動をします。

 

末っ子は年少で、壊されたと訴えてきた子たちは年長の子たちでした。

レゴは年長の子供だけが遊べるおもちゃであり、縦割りグループの時は、年少さんが、

いるから遊んではダメというルールがあるとのことでした。

 

それなのに、先生がみてないうちにレゴを出して数人で遊びだしたというのです。

 

そのそばに末っ子がいて、一緒にやろうとしたら案の定壊してしまったとのこと。

なので、先生は「気にしないで下さい」とお伝えをしましたとのことでした。

 

先生:「あともうちょっとで完成するってときだったようで、子供たちもやりかっ

たようでした」

 

先生:「先生に言っても、ルールを破った年長さんが悪いといわれるとおもって、

お母さんに直接いいにいったようです。昨日は私もそばにいたのですが、きちんと説明

せず申し訳ありませんでした」

と、教えてもらいました。

 

私:「壊してしまったのに、謝らなかったということが末っ子にとってよくないことだ

と思ったので朝先生にお伝えしてしまいました。一人では謝ることができないかもしれ

ないと思ったので先生にお願いしただけです。先生を責めるつもりはありません。経緯

を説明してくださってありがとうございました」

 

園長先生:「若い職員なので大目にみてくださいね。子育て中で大変な中だと思います

が先生育てにもぜひご協力ください」

と、また園長先生には頭をさげられました。

わたしもお礼をいって事務所をあとにしました。

 

昨日すぐに経緯を説明してくれれば、あんなにもやもやしなくてもすんだのになあって

少し残念でした。先生からしたら、年長さんがルール違反をしたことなので、

「気にしないでください」といったのだろうけど、でも壊しちゃったのは末っ子が悪い

んだしなあと、再度お迎えに行きながらもすっきりしない自分もいました。

 

クラスにいくと昨日の子たちと仲良く遊ぶ末っ子の姿がありました。

 

私:「昨日のレゴ、なおったかな?昨日は壊しちゃってごめんね」

お友達:「大丈夫、すぐになおったよ」

と、昨日とは違ってにこにこでした。

 

お友達:「末っ子君もあやまってくれたよ。僕も、遊ぶ時間をちゃんとまもることに

する」と、年長さんらしく報告してくれました。

 

私:「そうだね、教えてくれてありがとうね」と言うとニコニコして去っていきまし

た。

 

後日、こんなことがあったんだよ~ママ友に話すと、

 

ママ友:「それってモンスターペアレントじゃない?きっとそう思われて事務所に呼ば

れたんだよ」とのこと。

 

ママ友:「じゃないと事務所になんか呼ばれないよ。末っ子くん、三人目だしゆっちゃ

んいろいろ経験ありそうだから、文句言われる前に謝ろうってなったんじゃないの?」

と言われてびっくり・・・。そんな風に思われていたなんて。

 

だから、先生たちの第一声が謝罪だったのか、と腑に落ちた言葉でした。

 

ママ友の話が事実なら、

わたしのしたことは、先生から見たら、モンスターペアレントで、非常識で理不尽な

ことだったのでしょうか。

 

先生に文句を言いたかったわけじゃなかったのに・・。

 

みなさんはどう思われますか? もしよかったら教えてください。

 

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                          by ゆっちゃんママ