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【高校生のストレス】

 

高校生の8割が何らかの悩みや不安を抱えているというデータがあります。

 

その理由は

 

①勉強や進路

②自分自身こと(性格や体型など)

③友人関係(いじめなどの付き合い方)

 

など、さまざまあるようです。

 

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悩みが深くなることによってストレスがたまり身体に、不調を感じることが

ありますね。

 

眠れない、食べられない、楽しくないなどの症状が出る場合もあります。

 

ストレスとは?

 

そもそもストレスとは、外部から刺激を受けたときに生じる緊張状態のことです

外部からの刺激には、天候や騒音などの環境的要因、病気や睡眠不足などの身体的要因、不安や悩みなど心理的な要因、そして人間関係がうまくいかない、仕事が忙しいなどの社会的要因があります。

つまり、日常の中で起こる様々な変化=刺激が、ストレスの原因になるのです。

進学や就職、結婚、出産といった喜ばしい出来事も変化=刺激ですから、実はストレスの原因になります。

 

参考:厚生労働省 知ることからはじめよう みんなのメンタルヘルス

www.mhlw.go.jp



ストレスってつらいことだけじゃなく、楽しいことも嬉しいこともあるんですね。

確かに、遠足の前の日は楽しみ過ぎてドキドキして眠れなかったり、デートの前の日は

緊張のあまりご飯も食べられなかったりしますよね。

そういう状態のこともストレスっていうそうです。

 

つらいことがあって眠れない、悲しいことがあってご飯が食べられない。

理由は違っても同じ症状なのですね。

 

「自分はどんなストレス反応があるのかを知ろう・・」と思ったときは、楽しい場面の

前におこる緊張状態を想像したほうがわかりやすいそうです。

 

私は、緊張すると落ち着かなくなり、手足が冷たくなります。

おなかが痛くなり、トイレにこもったりまた、考えすぎて眠れなくなる時もあります。

 

そういう状態が続いたときは「あ、私は今ストレスを感じているんだ。」さらに、

「そういった反応が、連続して出ているということは、心が悲鳴をあげている」と、

気づいてあげることが大事ですね。

 

高校生のストレス

 

①勉強や進路

高校生で「◯◯校にいきたい!」とか「将来◯◯をしたい!」と具体的に決まって

いる人は案外少ないかもしれません。

 

「自分が何をしたいのか、将来どう生きていきたいのか?わからずに、悶々と考え込ん

しまう・・」

 

また「そういったことを、どう考えれば答えが出せるのか?わからず、漠然と不安を

抱えたまま生活をして・・日々楽しくない・・」

 

「進路が決まっている友達が輝いて見える・・、自分が乗り遅れているように感じて

しまう・・」

 

そういう悩みを抱えている高校生は多いのではないでしょうか。

 

高校生が自分の将来を考える

 

自分の将来を10代できっちり決めて、その通りの人生を歩めている人は、

ほとんどいないでしょう。

途中で考えが変わることは、よくあることです。

 

心理学にジャムの法則というものがあって、ものごとを決める時、選択肢が多すぎる

と、決めにくくなるという実験結果がでています。

d.hatena.ne.jp

シーナ・アイエンガー(Sheena Iyengar)による実験によって示された法則。 選択肢が多いときは、少ないときよりも判断を下しづらくなるというもの。 6種類のジャムを並べたテーブルと24種類のジャムを並べたテーブルの2つを用意したところ、どちらのテーブルでも試食をした人の人数は変わりませんでした。
 

若いときは、選択肢が豊富。可能性は無限大なので、選択しにくいと考えられます。

 

選択肢はいろいろあるものと考え、大枠から徐々に絞り込んでいく考え方があります。

 

 

やってみたいことがあったらどんどんチャレンジしてみることをおすすめします。

途中でやめることがあっても、貴重な経験のひとつになるでしょう。

 

②自分は好き?

自分は好きでしょうか? 自分のここが嫌い、こういうところが許せないなど、自身の

内側に欠点を見つけてストレスを抱えてしまうことがあるということですね。

また、女の子なら例えば、太ってる自分が嫌とか、自分の足が嫌いとかそういう体型の面でもストレスなのかもしれません。

私も、自分の髪の質が嫌いです。すごい癖毛なのでせっかくストレートにしても外に出たり、湿度であっというまに元に戻ってしまい、外に出ても楽しくないこともありました。

鏡がきになってしまって他のことの集中できなくなったりもありました。

「嫌」な面ばかりとらえてしまって、前向きになれなくなっていたのです。

友達に相談したことがありました。

「わたし、ゆきこちゃんのふわふわの髪好きだよ。私なんかふわふわにしたくてもすぐ取れていやになる」

と、私がいいなと思っていたストレートな髪型が嫌だというのです。

案外、自分が嫌なことが相手にとってはうらやましかったり、自分がいいと思ってることが相手は嫌だったり、そういうこともあるんだなと思いました。

「嫌」なことにばかり目が行くこともあると思います。

そういうときは「自分が好きなところ」をさがしてみてはいかがですか?

私は「 寝つきのいいところ」が自分のいいところだと思っています(笑)

そんなささいなことだけど、いいところをみつけるとちょっとは自分のこと好きになれそうな気がします。

 

③友人関係

私が高校生のころにはなかった「スマホ」というアイテムが高校生では対人関係でとっても悩みどころになってるのではないでしょうか。

次男の高校でも、パターンは様々ですが問題になっているようです。

クラス全員参加のグループで会話のできるアプリがあるようで、それに参加しないとクラスで疎外されるなど、次男から相談をうけたことがありました。

全員参加となると40人近くが参加しているわけですから、一人一回発言したとしてもすごい数になりますよね。通知がなりやまないのが嫌だと悩んでいた時期もありました。

次男はとりあえず参加したようですが、通知はならないようにOFFにして見たほうがいい時に誰かに教えてもらってから見るというように対応したようです。

最初は物珍しくてそのアプリも騒がしかったようですが、今は連絡ごとがあると誰かが書き込んでくれるようで重宝しているようですよ。

また、友人との関係が小学校、中学校よりも密接になりより身近に感じるころではないでしょうか。

家族よりも自分をわかってくれる存在として、親しくなってくると思います。

そうなると些細なずれが許せなかったり、友達が発した言葉を想像以上に重く受け止めてしまったり、そういったトラブルも増えてくると思います。

またそれを「スマホ」でやりとりしてしまうと、よりトラブルの元になってしまうのです。

同じ言葉でも直接話すのと、文字でやりとりするのではどうしても受け止める側の感情によって全く違う意味でとらえてしまったりするので要注意です。

便利は「スマホ」ですが、大切な話をするときはより慎重に、できるだけ対面で話してみてください。これは社会人になってもそうだと思います。

大切なことこそ「対面」で。私はそう意識しています。

 

いろんなストレスをかかえていると思いますが、ためこまないこと、考えすぎないことです。

案外、自分で思うよりもそんなに深刻でない場合もありますよ。

深刻になると心の病になってしまう場合もあります。

 

もし、自分ではどうしようもない場合は他に相談することです。

思春期で親には相談しにくいなど思うかもしれませんが親も相談してほしいと思ってますよ。

友達、学校の先生、バイト先の先輩や上司など相談しやすい人に話を聞いてもらうのもいいと思います。

また、行政でも「こころの相談窓口」があります。

受診したほうがいいのか悩んだときに相談してみるといいと思います。

専門医の意見を聞ける場合もありますので、利用してみてください。

 

https://www.mhlw.go.jp/kokoro/youth/consultation/window/index.html

厚生労働省  こころもメンテしよう こころの相談窓口について 参照



https://www.mhlw.go.jp/kokoro/support/consult_2.html

厚生労働省 みんなのメンタルヘルス 地域にある相談先