【第一次反抗期】 イヤイヤ期 育児中のママたちの体験談
- Q 第一次反抗期があることは知っていましたか?
- Q 実際に自分の子供が第一次反抗期に突入した時どう思いましたか?
- Q 反抗期前と最中では生活はどう変わりましたか?
- Q 一番困ったことはなんですか?
- Q どんな例がありますが?具体的に教えてください
- Q 工夫されたポイントを教えて下さい
- Q ママ自身ののモチベーションはどのようにしてあげていましたか?
- Q 第一次反抗期はいつ終わりますか?
第一次反抗期、別名『いやいや期』は、だいたい1歳半頃〜3、4歳頃とされて
います。
母親の育児イライラ感が高い時期は、3歳児〜4歳児が一番高いという報告が、
あります。
その理由は、3歳、4歳になると、行動範囲が広がり、しかも起きている間じゅう動き
回るようになるうえに、言葉でいっても通じない、状態であるからだそうです。
※参考:東洋大学人間科学総合研究所紀要
https://www.toyo.ac.jp/uploaded/attachment/806.pdf
Q 第一次反抗期があることは知っていましたか?
Aママさん: 子供が1歳くらいの時に、親から聞いて知りました。
Bママさん: 妊娠中に母親学級で知りました。
Cママさん: ママ友の体験を聞かされて知りました。
”反抗期がある”ということを知っているママさんでした。
反抗期があると知っているだけでも
「お、これが反抗期かも・・」と気づきが早く、受け入れやすいと思います。
Q 実際に自分の子供が第一次反抗期に突入した時どう思いましたか?
Aママさん: 想像より手強かったです。2歳ごろからと認識していましたが
実際始まったのは1歳半ごろからでした。
Bママさん: 「いや」と言われる前に逆のことを言えばいいよとベテランママから、
アドバイスされていたので「食事しない、いや」となる前に「今日は
ご飯食べなくていいよ」と先手をうって言ったのですが、逆効果でほん
とに食べませんでした。
子供によっても違うんだなと思いました。
子供もやみくもに「いや」といってるわけではないんですね。
想像より、手強かった、とのこと。四苦八苦しているママさんでした。
Q 反抗期前と最中では生活はどう変わりましたか?
Aママさん: 反抗期前は、とにかく動き回るので危険を回避するように、危ないこと
から守ることを考えていました。
行動の先回りして、乱暴な行動など、危険を回避するということを、
優先しました。
反抗期最中は、何がいやで「いやいや」といってるのか気持ちを察する
のが大変で、やらせたくないことを、いかにして、やらせないように
するか、うまくコントロールする方法がわからず困っていました。
Bママさん: 反抗期前は、おなかがすいたら泣く、おしっこをしたら泣くなど、概ね
泣く理由がわかっていたので、その都度ミルクをあげたり、おむつを変
えたりしていましたが、反抗期に入ると、自分の欲求を訴えてくる
感じがありました。たどたどしい言葉で主張してきたり、体を使って
全力で抵抗されると結構、力もあるので困りました。
とくに外出中にされると、まわりに迷惑をかけて大変なので誰か大人が
一緒でないと出かける気になれませんでした。
「今日から反抗期です」と、子供が宣言してくれないので
気持ちの切り替えに戸惑ったり、ショックを受けたりしまいます。
また、家ではうまく対応できても外出中は人の目も気になったりして
対応の仕方に困るママも多いことでしょう。
Q 一番困ったことはなんですか?
Aママさん: スケジュール管理です。外出が大変だったので、〇時に待ち合わせと
約束しても、時間どおりに行けなくて、迷惑をかけてしまうことが
ちょくちょくありました。
時間どおりにスムーズに行けた日はすごいラッキーと思うほどでした。
Bママさん: イヤイヤ期突入後が仕事復帰に重なってしまい、毎朝保育園に送ってい
くのが戦いでした。座り込んでしまったり、道路の上でも寝転んでしまっ
たり。スムーズにいくと片道10分弱で行ける距離が30分かかることも
度々ありました。
”スケジュール管理に困る” という悩み。
忙しい時に限って!というタイミングで癇癪が起きてしまうと大変です。
そのあとのスケジュールもうまくいかなかったり、どうしようと頭を
抱えてしまうママさん。
Q どんな例がありますが?具体的に教えてください
Aママさん: 自転車で移動することが多かったのですが、自転車に乗りたがらなくて
困りました。スロープ脇の階段をみると、自分でおりたがったりして、
一つの行動に時間がかかることが増えました。
無理に進めようとすると、階段の一番上からやり直さないといけなかっ
たりするので急いでいるときは本当に大変でした。
Bママさん: スーパーで自分のほしいお菓子を欲しがって大変でした。まだチョコを
食べさせたくない時期に欲しがったので「ダメ」というと大泣き。
そんな時は、買うふりをして棚にもどしたりして対応しました。
本当にやりたい、ほしいとういわけではない場合もあるようです。
あんなに泣いて欲しがったのに、全然食べなかったり「自分でやる」と、
いいはる割には、できなくて諦めが早かったり。
そのことに執着があるわけではなく、自分の言い分が受け入れられるかが、
要点なのかもしれません。
欲求に限りがあるわけでもないのできりがないですね。
とはいえ、イヤイヤを無視するのも、押さえつけるのも成長している子供の
対応として適していないと思うので、頑張りどころ。
Q 工夫されたポイントを教えて下さい
Aママさん: 明らかに上下のバランスがおかしい服を着たいといってきたり、おでか
けなのにパジャマがいいと言い張ったり。
もう、それでもいいかなと受け入れました。裸よりいいかなと(笑)
Bママさん: 「ごはんいや」「野菜いや」となって、困った時期がありました。
栄養バランスを考えないといけないので、食べてくれないと困ると
思いましたが、そういう時期だからしょうがないと、なんでもいいから
食べてくれればいいやと割り切りました。
Cママさん: とにかく地雷をふまないように気をつけていました。
目的地に行く道もその日の気分によってかわるので、遠まわりでも、
もう目的地につけばいいやと時間がかかっても好きなようにさせまし
た。
諦めるのもありですね。危なくなかったらいいや、本人が楽しそうだったらいいや
と割り切るのもいい工夫ですね。
ママのモチベーションを維持するのも大変だと思います。
イライラしたり、怒ってしまった自分に罪悪感を感じてしまったりすることが
あると聞きます。
Q ママ自身ののモチベーションはどのようにしてあげていましたか?
Aママさん: 子供のいやいやにつきあってるうちに家事がまわらなくなって大変でし
た。「もう宅配ピザでいいや」「お弁当を買ってきてもらおう」
と切り替え、家事を完璧にこなそうと思わないことで乗り切りました。
Bママさん: 仕事があるので朝のイヤイヤに付き合うのは大変でした。
「遅刻してもいい」や、「仕事やめてもいいや」と思えたことで、
余裕がうまれ、またまわりが理解してくれたので救われました。
周りの方の理解がありがたいですね。思い通りにいかなくて苦しむママを
責めずにおおらかな気持ちで見守ってくれるとママも余裕が生まれますね。
時間がなくて、子供にはちゃんとした手作り料理をたべさせても、自分は
インスタントやカップラーメンという余裕のない時もあると思います。
一生懸命作っても食べてくれなくて悲しい思いをしてるママもいると思います。
「この子もいつかはカップラーメン食べるかもしれない・・」時間がない時は
一緒に食べるのもいいでしょう。また、”手作りのおやつでなければ良くない”と
いうこだわりを手放すと楽になると思います。
自身を責めるより、「この時期は仕方ない」と割り切ってしまいましょう。
落ち着いたらちゃんと手作り料理を食べさえてあげればいいんです。
永遠に続くことはありません。いつかちゃんと終わりが来ます。
力を抜いて向き合いましょう。
Q 第一次反抗期はいつ終わりますか?
Aママさん: 始まったのがいつか、終わったのがいつか、曖昧でよくわからないので
すが、3歳前後に子供が話せるようになり、意志疎通ができるように
なった頃に収まったと思います。泣かないで言葉で伝えてね!という
ことが理解できるようになったのかもしれません。
Bママさん: 2歳半ころです。始まってから収まるまで1年くらいかかりました。
意志が強いのは変わっていませんが、ママが対応に慣れてきたこともある
し、子供も泣いたり、怒ったりしなくても、伝えられるようになったから
だと思います。
イヤイヤ期は永遠に続くわけではありません。
なんでうちの子だけ…
よその子はとってもいい子なのに…
と、他の子供とくべて悲しい気持ちになることもあるかもしれません。
「イヤイヤ期なんて無かったよ」という子から「3歳過ぎてもまだイヤイヤしてる」
というように、個人差が大きいのも特徴です。
最中にいるママには永遠とも思えるくらいつらい時期です。
どこかで子供のいやいやを見かけたら、
「あ~そういう時期なんだな」とみんなで受け入れてあげたいですね。