【発達障害】どういうものですか? 自閉症との違いは? 優れた才能の芽をみつけて伸ばす!
①発達障害とはどういうものですか?
発達障害とは発達障害はいくつかのタイプに分類されており、
自閉症、アスペルガー症候群、注意欠如・多動性障害(ADHD)、
学習障害、チック障害、吃音(症)などが含まれます。
これらは、生まれつき脳の一部の機能に障害があるという点が共通しています。
同じ人に、いくつかのタイプの発達障害があることも珍しくなく、そのため、
同じ障害がある人同士でもまったく似ていないように見えることがあります。
個人差がとても大きいという点が、「発達障害」の特徴といえるかもしれません。
②自閉症とはどういうものですか?
自閉症の人は、見たり聞いたりすることや感じることを 普通の人と同じように
理解することができません。この ため、人と関わることや、
自分の気持ちを伝えたり相手の気持ちをくみとることがとても苦手です。
行動も自分勝手に 見えることがあります。
普通の喋り方やコミュニケーションのもち方、人や物事へ の
適切な関わり方を習得することは、容易ではありません。
現在の国際的診断基準の診断カテゴリーである広汎性発達障害(PDD)とほぼ同じ群を指しており、自閉症、アスペルガー症候群、そのほかの広汎性発達障害が含まれます。
症状の強さに従って、いくつかの診断名に分類されますが、本質的には同じ1つの障害単位だと考えられています(スペクトラムとは「連続体」の意味です)。
典型的には、相互的な対人関係の障害、コミュニケーションの障害、興味や行動の偏り(こだわり)の3つの特徴が現れます。
自閉症スペクトラム障害の人は、最近では約100人に1~2人存在すると報告されて
います。男性は女性より数倍多く、一家族に何人か存在することもあります。
参考:厚生労働省(知ることからはじめよう みんなのメンタルヘルスより抜粋)
発達障害|病名から知る|こころの病気を知る|メンタルヘルス|厚生労働省
上記資料では、発達障害というくくりの中に自閉症が含まれているということですので
発達障害の症状の中に自閉症というものがあるということになります。
③どういうことで困っていますか?
早い人だと、幼児検診の時に(三歳児検診など)発達を指摘される子供もいると
言われています。また集団に入ってから、学校の先生や幼稚園・保育園の先生から
報告を受けることも多いようで、親が気付きにくいという面があります。
集団生活で、みんなと同じように行動ができないことが一番の困りごとだと
いわれています。
列にならべない、着席できずに動いてしまう、遊びのルール通りに
行動できないなどといった先生からの報告が多いそうです。
学校では、特別支援という形で発達障害と診断された子供にあった指導を
うけることができます。
④「発達障害・自閉症」といっても困ったことばかりではない
発達障害だから、自閉症だからと、困ったことばかりではありません。
治らないと書かれていますが、自分が何に困っているかを早い段階で
把握できるということは、他の子供たちよりも適応能力を高めていくことが
より早くできるとも言えます。
苦手ばかりがクローズアップされやすいですが、発達障害の人が
ある種の得意分野において、非常に優れた能力を発揮する傾向がある
という報告もみられます。
https://www.mhlw.go.jp/seisaku/dl/17b.pdf
苦手を克服しようと注力しやすい傾向がありますが、
優れた能力を発見できるように、得意なこと見つけて伸ばしていくことも
大切といえるでしょう。
どの子にも言えることですが、マイナスな面をみるよりも
プラスの面をみて支えてあげるほうが、子供たちの笑顔もみられて
前向きに楽しく生きていけると思います。
0学運命分析師 ロミレー保泉の見解
運命分析の視点でみると、現代は新しい時代への変化期であり、
時代が大きく変わってきています。
人の感覚機能の進化により、非常に高い能力 を備えて生まれてきている
”新世代の子ども”さんがたくさんいらっしゃいます。
とはいえ、天才といわれる人も小さい頃の芽はひ弱なものです。
才能の芽がつぶれないように大切に育ててあげなければならないといえます。
また、古い時代感覚では、数の多い方が正常であり、少ない方が異常だと
考えられやすい風潮がありますので、どうぞそういった概念に惑わされず、
お子様に備わる優れた能力の芽を発見して伸ばして差し上げてください。
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